ペットの葬儀を依頼しようと思い、いざペット霊園やペット火葬業者のホームページを見てみると、料金の欄に
小動物:8000円〜、
猫:16000円〜
こんな書き方がされていることがあります。
実際のところ、知りたいのは、自分のペットの火葬料金です。
でも問い合わせてみないと分からないということもあるのが現状のようです。
また、他のペット火葬場のサイトをみると、火葬の種類(合同火葬・一任個別火葬・個別立会火葬といった分類)と体重によって細かく料金が設定されていて、
一体どれが自分のペットに当てはまるのか分かりづらいこともあるかと思います。
ここでは、そんな、ペット火葬のちょっと分かり難い料金表の正しい見方や他のペット霊園の料金表とを比較検討する際のポイントをご紹介いたします。
ペット火葬の最低料金のみの表示は要注意!
まず、表示価格のところに最安値の値段設定のみが表示されている場合は要注意です。
例えば、
〇〇円~
〇〇円より
といった表記です。
問い合わせしてみないと実際の値段がわからないので、電話してみると、
火葬料を聞いても実際にペットちゃんの体格を見てから決めましょうと言われ実際よりも高く設定されたということも。
また、よくある例では、表示料金は火葬料だけで、最低限必要な骨壷や骨壷カバーの料金は含まれていないというパターン。
最安値の表示は合同火葬の場合で、実際はその後の納骨供養料を追加で支払ったり、立会いで火葬する場合は高くなると言ったことも考えられます。
大切なペットちゃんの葬儀です。ご家族様の希望をしっかりと伝え、かかる費用についても電話でしっかりと話を聞くようにしましょう。
ペット火葬の料金表によくある火葬方法の分類
多くのペット霊園や火葬場では慣例として火葬の方法の違いによる分類で料金を分けている場合があります。
名前は色々な書かれ方がありますが、大まかに合同火葬、一任個別火葬、個別立会火葬の3つがあり、
以下で詳しくご説明いたします。
合同火葬(ごうどうかそう)
火葬炉に複数のペットちゃんのご遺体を入れて一緒に火葬することです。
一緒に炉にいれるため、火葬後のご遺骨は個体それぞれで分けることは出来ません。
そのため、お骨の返却はされず、火葬後はペット霊園の合同の墓地等へ納骨供養される場合がほとんどです。
ご遺骨を引き取らず、そのまま供養してもらう火葬です。
逆に、ご遺骨をご自宅で手元供養されたり、四十九日まで、あるいは、気持ちの落ち着くまでは自宅安置しておきたいという方には不向きなペット火葬の方法です。
一緒にご火葬されるため、かかるコストが低く、火葬の料金も他の一任個別火葬や個別立会火葬の方法と比較して安い傾向にあるのが特徴です。
一任個別火葬(いちにんこべつかそう)
ペットちゃんのご遺体は個別に火葬を行いますが、火葬する際のお別れや収骨には立ち会わず、火葬の担当者にお任せ(一任)する方法です。
お客様は火葬業者にお任せするため、ご遺体をお預けする時と、火葬後のお骨を引き取るときのみ立ち会えます。
ご遺体をお預かりして、火葬ができる都合の良い日時に火葬して、お骨上げもペット火葬業者が行います。
お仕事やお時間の都合上、ペット葬儀に立ち会うことが難しい方や、ご遺骨だけ返してもらいたいという方、悲しすぎてご遺骨を見ることが難しいという方が選ばれる火葬の方法です。
個別立会火葬(こべつたちあいかそう)
ペットちゃんのご遺体を個別に火葬します。また、依頼者は火葬の前のお別れ(葬儀)や収骨の場に立ち会うことができます。
お骨上げは飼い主様自身が行い、ご遺骨も返却されます。火葬の間はそばにいてあげたいという方や、我が子の骨をしっかりとみたいという方が選ばれています。
個別立会火葬の料金が最も高くなる理由
料金に違いがある場合、個別立会火葬 > 一任個別火葬 > 合同火葬の順番に高いことが多いです。
料金が高い理由は、火葬の担当者における手間や時間がかかる分だけ、料金に反映されていると言ってよいでしょう。
個別立会火葬では、お骨上げをお客様が行うため、ペット火葬業者の手間は一任個別火葬よりむしろ少ないのではないかと思われる方もいらっしゃいますが、
個別立会火葬の場合、ご火葬の日程や時間の設定をご家族に合わせる必要があること、ご遺骨のご説明があること、お骨は熱い状態では収骨することができないため、お客様に危険の無いように十分に冷ましたうえで、バットなどにお骨を拾いやすいように並べてご用意するための準備等を別途行う必要があります。
ふくふくやまのペット火葬料金はすべて含まれた総額表示
多くのペット霊園の場合、最も安い合同火葬の料金を、例えば8000円〜といった表示にして、低料金であることをアピールすることもありますが、実際に問い合わせてよく聞いてみると、個別立会火葬になる場合は料金が高くなるといったこともあります。
ふくふくやまでは、すべての火葬が個別立会火葬です。上記に挙げたような火葬種類による料金の違いもつけていません。
それは、特別な事情が無い限り、愛するペットのお別れに立会い、ご遺骨はご家族様ご自身でご収骨なさるのが、その子にとって一番の供養になるのではないかと考えているからです。
ペット火葬業やペット霊園の経営の視点から見れば、合同火葬は、時間の短縮や、火葬にかかる燃料、人件費等の削減に繋がるかもしれませんが、
ペットを亡くされたご家族様の立場で考えれば、ほとんどの方が最初から最後まで、しっかりとその子の葬儀・火葬を見届けてあげたいと思っていらっしゃいます。
一番丁寧で、そしてお客様に後悔のないお見送りをしてもらいたいという思いから“ふくふくやま”では個別立会火葬を基本としています。
お客様の中には、別れが辛すぎて、お骨上げに立ち会うことができないという方もいらっしゃいます。
そういった際は、代わりに私共がお骨上げをさせて頂く場合もございます。
また、ふくふくやまの料金は火葬・骨壷・覆袋全て含んだ安心の税込総額表示です。
HPに表記されている価格が実際に最後にお支払いいただく料金です。
本当にそれ以外はかかりませんのでご安心ください。
また、お問い合わせいただいた際には口頭でもご料金の総額をご説明いたしております。
また、ご料金は良心的な価格ですので、ぜひ他のペット霊園の個別立会火葬の料金とも比較検討してみてください。
ふくふくやまでは、ご家族様とペットちゃんに寄り添った心のこもったお見送りを常に心がけております。
ふくふくやまの火葬料金に関しては左記のリンクよりご参照ください。
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