ペット火葬をどこに依頼するのか、比較検討の際は、下記の6つの点に着目すると、ご家族のご要望により合ったお見送りができるのではないでしょうか。
比較1.ご自宅のペットのサイズ(ｋｇ)が対応可能かどうか。
ワンちゃんの場合、超小型犬から超大型犬まで、その体重の幅は1kg程度～50kgを超える子まで、さまざまです。
ペット火葬業者は、それぞれ火葬のための炉を設備していますが、超大型犬まで対応ができる業者もあれば、小型~中型犬程度まで対応可の場合もあります。
いくつかペット火葬業者を検討する中で、ご自宅のワンちゃんの大きさが対応可能かどうか、確認しましょう。
比較2.ペット火葬場に連れて行くのか？ 訪問して自宅で火葬をしてくれるのか？
ペットの火葬は火葬場に連れていく他に、ペットを自宅で火葬してもらえる便利なサービスもあります。
ペットを連れて行く場合、ペット葬儀場にご家族が出向き、そこで火葬をしてもらうという形になります。 ペット火葬業者によっては、送迎をしてくれる場合もあります。連れていく場合、ペット葬儀場の多くは、待合室があるため、火葬の間そちらで待機することとなります。また、ペット葬儀場は固定火葬炉を有しており、超大型犬まで対応可能のことが多いです。
一方、ペットを自宅で火葬してもらう場合、火葬炉を、車に積んだ専用の車で火葬を行えます。火葬炉を積んだ車で直接ご自宅まで伺い、お庭や駐車場などのスペースを使って車の中で火葬をします。火葬中は、ご自宅で待機していただけますので、ご移動が難しいご高齢者やお子様のいるご家族も一緒に見送りをしたい場合にとても便利です。現在の火葬炉は煙や臭いも出ない設計になっているため、近隣にご迷惑をかけることなく、静かに見送ることが可能です。
ペット葬儀場に連れて行く手段の有無や、お見送りするご家族のご都合に応じて、ペット火葬業者を選ばれると良いでしょう。
比較3.家族が希望する時間にペット火葬をしてもらえるかどうか
各ペット火葬業者の営業時間や、その時の予約状況によっても異なりますが、私営の場合は、ご家族の出勤前の早朝や帰宅後の時間、土・日・祝日も対応している場合が多いので、ご家族で希望の日時を相談して、その時間に対応可能かどうかを確認すると良いでしょう。
比較4.ペット火葬の費用
ペット火葬にかかる費用は、業者ごとに異なります。
多くの場合、体重や犬種を目安に火葬の費用が決まっています。また、火葬のみなのか、葬儀などのセレモニーも含むのか、その内容によっても価格が変わる場合があります。
例えば「小型犬 20,000円～」などの表示がされている場合は、問い合わせの時に実際に総額の費用を教えてもらったほうが安心でしょう。
HP上で、
明瞭な価格表示がしてあるかどうか
問い合わせの際にきちんとした価格を教えてくれるかどうか
ということも良心的なペット火葬業者を選ぶ上で重要なことです。
比較5.ペット火葬のサービスの内容
火葬サービスの内容によって料金が変動する業者も多くあります。よくある分類は以下の3つで、大抵は後者になるほど費用は高くなります。
ペット火葬の値段が変動する理由について知りたい方は、ペット火葬の料金ってなんでこんなに違うの？その２で説明していますのでご覧ください。
合同ペット火葬
他のペットたちと一緒に火葬をします。この場合、お骨は火葬の際に一緒になってしまうので返却されません。
一任ペット火葬
業者に火葬からお骨上げまでをお任せします。
立会個別ペット火葬
家族が火葬からお骨上げまで立ち会えます。
どのような形式で火葬を行うか、価格やご家族のご希望に応じて決めていきましょう。
また、火葬→お骨上げ→返骨ですべての過程が終了する「ペット火葬」のみを執り行う業者なのか、葬儀やセレモニーを一緒に行う業者なのか、サービスの内容にもよく着目しましょう。業者によっては、葬儀やセレモニーがない場合もあります。
ペットの遺骨を納める骨壷は遺骨を持ち帰る際に必ず必要なのものです。火葬の費用にサービスとして含まれているペット火葬業者もありますが、
骨壷代として別途費用がかかる場合もあります。
骨壷もサイズごとに値段が高くなる場合もあるので、不明な場合は確認しておくと安心です。
ペット火葬業者によって、骨壷などのメモリアルグッズも異なりますので、この点も注目して比較検討するのも良いでしょう。
比較6.「お客様の声」「口コミ」の評価
ペット火葬業者のホームページには、日々のペット火葬の記録やお客様からの感想を掲載している場合がありますので、参考になさってみてはいかがでしょうか。
後悔しないペットのお見送りをしてもらうために。ペット火葬を依頼する際には、以下の記事もぜひ読んでみてください。
