家族の一員だったペットちゃんがお亡くなりになり、さぞお辛いことと思います。きちんと見送ってあげるため、飼い主様自身が後悔しないため、まず初めに以下3つのお別れの準備をしてあげましょう。
1.ペットのお身体を清める
お亡くなりになると、身体の筋肉が硬直し始める死後硬直が数時間のうちに起こります。そのため、亡くなってから、そのままの状態で寝かせていると、脚が突っ張って伸びてしまったり、瞼が開いたままになってしまうことがあります。できるだけ自然な姿でお別れをしてあげるためにも、筋肉が硬直する前に瞼や口を閉じてあげ、脚は胴の方へ関節を曲げてあげて下さい。また、既に筋肉が硬直している場合は、無理に脚を曲げたりせず、静かに寝かせてあげましょう。一端硬直した筋肉はピークを過ぎると時間をかけて徐々に弛緩していきます。
軽く濡らしたタオルで、身体を拭いたり、櫛で毛並みをとかして、お身体を清めてあげましょう。また、口元やお尻から、体液が流れ出てくることがあります。拭いたり、脱脂綿を詰めるなどして清潔に保ち、身体の下にはペットシーツや新聞紙を敷いてあげましょう。
亡くなったペットの身体にケガや擦り傷などがある場合
ペットの身体にケガがある場合、傷の部分から先に、臭いや体液が染みだしてくることがあります。夏場は特に虫が寄ってくることも考えられますので、可能な限りで構いませんので、傷ができている部分をガーゼや薄い布で覆ってあげましょう。
また、お亡くなりになったペットの形見として毛を保管しておきたい方は、火葬してしまった後では手遅れになってしまいますので、櫛で優しく梳いてあげた際に残った毛を取っておきましょう。短毛の場合や、櫛で取れない場合は、ハサミを使ってわきの下やしっぽの裏などの毛が比較的長いところを探して取りましょう。毛を無理に引っ張ったり、ハサミでお身体を傷つけたりしないよう丁寧に行ってあげて下さい。
2.正しく安置する
ちょうどよいサイズの段ボール箱などを用意して、寝かせましょう。箱の底はタオルや毛布を敷いた上に体液が漏れてきてしまう場合に備えてペットシーツや新聞紙を敷いて下さい。お身体が大きいワンちゃんや、ちょうどいいサイズの箱がない場合、シーツやタオルの上に寝かせてあげて下さい。ご葬儀にてご遺体を移動する際にシーツやタオルが敷いてあると、端を数人で持つことができるため、お一人で無理にお遺体を動かすことなく、スムーズにお運びすることができます。
安置する場所は、できるだけ涼しい直射日光の当たらない所にしてあげましょう。腐敗を防ぐためにも、お腹周りにドライアイスや、保冷材を置いて、保冷してあげましょう。また、保冷効果は、毛布などでお身体と保冷材を覆ってあげると高まります。
3.ペット葬儀・ペット火葬の依頼
ご葬儀はペットちゃんにしてあげられる最期のひとときです。感謝の気持ちを込めて優しいお見送りをしてあげられるペット火葬業者を選びましょう。
ご依頼を検討される際には、以下の記事もご参考にしてみてください。
何度も経験しても別れは辛く悲しいです。今は、喪失感や苦しかった姿や介護してあげていた時だっこされて幸せな顔している姿が目にうかびます。もういない!
もう会えない。しかし今は、写真というのがあるから昔からありますが、写真は飼い主を本当に慰めてくれます。
そして、上司からのお悔やみメールや病院からの花束、姉からの花束やお悔やみなどしていただけたことが私にはすごく感謝しています。
るる様
コメントをいただきまして誠にありがとうございます。
可愛い笑顔がのぞくお写真、在りし日の姿をそばに感じることができて、心を慰めてくれますよね。
るる様の周りには素敵な方がたくさんいらっしゃるのですね。職場の方や身近な方からの励ましの言葉は、大切な子を見送られたご家族様にとって、大きな支えになることと思います。
素敵なエピソードをありがとうございました。