窓辺の日差しは暖かく、ふと目をやると芽吹き始めた木々達が、宮城の春はもうすぐだよと、春の訪れを教えてくれているような気がします。
仙台市太白区からアトリエにいらっしゃいました。
本日、ふくふくやまアトリエに、仙台市太白区よりお客様がお見えになりました。
15年間の生涯を全うしたミニチュアダックスフントの『マロン』ちゃん。
飼い主様がご遺骨を大事に抱えていらっしゃいました。
火葬を終えて、昨日がちょうど四十九日だったそうで、いつか海へ散骨されるために、ご遺骨をパウダーにされたいとのご希望でした。
“六角形の覆袋のまま骨壷を自宅に置いておくと、なんだか悲しい気持ちになってしまって…”
そんな話をたまたま、仕事先でしていたら
『可愛い骨壷に移し替えてみたら?』
と、言われたのがきっかけで、ふくふくやまを見つけて来て頂いたそうです。
ご遺骨のパウダー加工(粉骨)
粉骨パウダー加工の際に、ご遺骨のご説明をさせていただきました。
愛犬の火葬してから今まで、骨壷の中を全く見ていなかったので、中にご遺骨が入っているという実感もなかなか湧かなかったそうです。
ご遺骨を前にされて、生前の『マロン』ちゃんの姿を思い返されていました。
パウダーにした後、木製の骨壷を手にして、とても軽いことに驚かれていらっしゃいました。
木製の骨壷には、陶器にはない木のぬくもりがあり、手に持った時に安心感を与えてくれます。
新しい木製骨壷を手にされて、表情も明るく、少しスッキリとされているようでした。
殺処分されるミニチュアダックスフントを直前に引き取って
ミニチュアダックスフントの『マロン』ちゃんとの出会いは、
飼い主様が引き取らなければ、殺処分されてしまう、そんな状況だったそうです。
引き取らなければ明日にも命が絶たれてしまうという状況、
足元にいる『マロン』ちゃんを見て、いてもたってもいられず、すぐに飼うことを決断して連れて帰ってきてあげたそうです。
だから初めは、家族の反対もあったけど…
今思い返せば、とても良い巡り合わせだったと振り返っていらっしゃいました。
不思議と、そのころから、仕事においても、良い運気がめぐってきたんだそうです。
命を救ったとても大きな決断と、愛情たっぷりに育ててもらった15年間の歳月を『マロン』ちゃんは決して忘れないことと思います。
3年前に亡くなられたお母様のご遺骨とともにいつか海へ散骨してあげるそうです。
アトリエ「ふくふくやま」
ふくふくやまのアトリエは青葉区にあります。
市のペット斎場でご火葬された後に骨壷や骨壷カバーを探しにいらっしゃる方や、粉骨パウダーをご希望の方もよくいらっしゃいます。
また、ふくふくやまでは訪問ペット火葬も行っております。ご火葬をお考えの方はどうぞご検討ください。
弊社で火葬をされていないという方でも、どうぞご遠慮なくアトリエにご来店ください。