ペット霊園にお越しになられる際の服装は普段着でかまいません。
実際ペット霊園やペット火葬場にお越しの多くのご家族様が普段着でご参加いただいております。
人の葬儀と比較してペットの葬儀では家族のみが集まってのお葬式がほとんどであり、親せきや知人が参加することは少なく、普段顔をあまり合わせていない方等に気を遣うことなく、ペットの見送りに立ち会えることも服装が平服であることに関係があるように思われます。
ペットちゃんのための弔いとなりますので、普段と変わらない見慣れた格好のほうが安心できるかもしれません。
もちろんしっかりと喪服で葬儀に参列されるご家族様もいらっしゃいますので、
最終的な服装のご判断はご家族さま単位でご相談されてお決めになられるとよろしいかと存じます。
また、もしペット霊園に知人やペット友達の方をお呼びになられる場合、服装について
「平服で大丈夫ですよ。」
あるいは
「喪服で参列をおねがいしております。」
とあらかじめ一声かけてあげると呼ばれた側を悩ませずに安心でしょう。
一人だけ喪服を着ていなかったとなると、なにか失礼なことをしてしまったのではと、気を揉んでしまう方もいらっしゃるでしょう。
また、実際にお越しになられるの中に多いのは、喪服ではないけれど、明るい色の服やスニーカー等を避け、黒を基調とした服装でお越しになられる方もいらっしゃいます。
これは、私自身の考えとしてですが、ご家族様の服装はどんな格好でも良いと思っています。
なによりも、亡くなられたペットを想い、心からありがとうの気持ちを込めて見送ってあげることが一番大切なことです。