最終更新日 2025.8.2. by fukufukuyama
骨壺の密閉性はご遺骨を湿気やカビから遺骨を守るために大切な要素であり、遺骨を長期保管して永く手元で供養するためには密閉性の高い骨壺がおすすめです。
しかし、どのように選べば良いのか悩んでいませんか?この記事では、一般的な骨壺と密閉性が高い骨壺の違いを明らかにしながら最適な選び方とおすすめ商品5選をご紹介します。密閉性に優れた骨壺の選び方やカビを防ぐための保管方法についても詳しく解説します。大切なペットちゃんのご遺骨を守るために、密閉性が高い商品を選ぶことで安心して長期保管することができます。
密閉性の高い骨壺とは?
ご遺骨を安全かつ長期間にわたって保管するために制作された特別な骨壺です。そもそも通常の骨壺は蓋と容器の間に隙間が存在しています。密閉性の高い骨壷は、蓋や骨壺そのものに機能性を持たせることで、湿気や菌の侵入をしっかりと防ぐ仕組みになっています。湿度のある場所や、長期間にわたり遺骨を保存する必要がある場合、高密閉の骨壺はカビや汚れを防止する役割を発揮します。
主に構造はシリコンパッキンなどの密閉するために工夫が施された蓋が使用され、これにより空気や湿気の侵入を最小限に抑えます。使用される素材も陶器や金属など密閉性と耐久性を兼ね備えたものがあるため長期間にわたって遺骨を保護することが可能です。デザインも多様であり家族様の好みやペットちゃんのイメージに合わせて選ぶことができます。
高い密閉性が必要な理由
高温多湿な環境や頻繁な温度変化のある場所では遺骨が湿気を吸収するため、カビや腐食の原因となることがあります。高密閉の骨壺はご遺骨の保存状態を最適に保ち、安心して長期間ご自宅で供養ことが可能です。
一般的な骨壷と密閉に優れた骨壺の違い
一般的な骨壺は遺骨を収納する基本的な機能を果たしますが、密閉性が高くないため湿気や外部からの菌の侵入を完全には防げません。
図のような白並タイプのお骨壷のような形状の場合、遺骨を入れる本体に陶器製の蓋を乗せるだけの構造のため本体と蓋との間にわずかに隙間が生じてしまいます。
湿気はその隙間からどうしても骨壷内に潜り込んでしまう可能性があります。
密閉性に優れた骨壺は、特に気密性を重視した設計が施されているため遺骨を長期間にわたって最適な状態で保存することが可能です。高密閉骨壺は、シリコンパッキンやネジ式の蓋の構造を使用して空気や湿気の侵入をしっかりと防ぎます。そのため遺骨が湿気によって変色したり、カビが発生したりするリスクを大幅に軽減します。
密閉性の高い骨壺の選び方
密閉性の高さは素材によって異なるため、密閉性の高い素材や見た目や形状がご家族様の希望や心に寄り添う骨壺がおすすめです。また遺骨の量や、保管スペースに適したサイズを選ぶ事も大切です。高密閉骨壺は価格帯が広く、機能やデザインに応じてさまざまな選択肢があります。
素材による密閉性の違い
陶器や金属製の骨壺は密閉性が高く、湿気や外部の影響を防止するために優れています。釉薬を塗って表面をガラス質にしてある陶器製の骨壷(一般的なお茶碗やお皿のような材質)の場合、本体と蓋との隙間が密着して密閉性の高い構造にしている場合、中に湿気が入り込むことはほとんどありません。特にネジ式の蓋、シリコンパッキン付きの蓋はしっかりと閉まり、湿気からの影響を防ぐのに効果的です。
珪藻土や素焼き陶器の場合には陶器自体に通気性があるため、密閉性が陶器のものより低くなります。常にお部屋の中がカラッとしている条件の場合や、当面手元供養をした後に埋葬する予定の場合には珪藻土や素焼き、木製の骨壷などもおすすめです。木製の骨壺や紙製の骨壷も現在では多様なデザインがありますが、湿気を吸う材質ではあるため、湿気の多いお家での長期保管には向かない場合が多いです。
サイズ選びのポイント
骨壺のサイズは、ご遺骨の量や保管する場所に応じて適切なものを選びましょう。ご遺骨の一部のみを保管する場合やスペースに制限がある場合には、小さめの骨壺を選ぶのも一つの方法です。
カビを防ぐための注意点
窓際など湿度が高い環境はカビの繁殖を促進するため、骨壺を保管する場所の湿度、環境管理は必須です。(理想的な湿度は50%以下)骨壺を直接床に置くことは避け、通気性や安全を確保できる棚や台に保管することで湿気を防ぐことができます。定期的に骨壺の周辺を掃除し、ほこりやカビの原因少しでもを取り除くことも大切です。
保管場所の選び方
骨壺は直射日光が当たらない風通しの良い場所に保管することが理想的です。日光が直接当たると温度と湿度の変化が大きくなり結露発生の原因となります。季節によって環境が変化するため季節ごとに保管場所の環境を見直し、適度なスペースも確保するよう心掛けましょう。また、場所の確保にあたり金属製やプラスチック製の棚はカビが発生しにくいのでおすすめです。
カビを予防する遺骨の納め方
骨壺の内部を清潔に保つために骨壺の内側を柔らかい布で拭き、埃や汚れを取り除きましょう。遺骨を布や紙などで包む際には、通気性の良い素材を選ぶと良いでしょう。万一カビが発生してしまった場合には専門業者に相談し、適切な処置をしましょう。
おすすめの密閉性の高い骨壷・製品5選
ふくふくやまでは小動物のペットちゃんのご遺骨をお納めする卵型骨壺、陶器のオリジナリティのあるデザインが特徴のコッコリーノやころぉる、骨壺内のカビ対策に適したつぼピタなど様々な製品があります。以下各製品についてご紹介します。
商品1 パッキン付きの骨壷
パッキン付き骨壺は外部からの湿気や空気の侵入を防ぎご遺骨を安全に保護します。密閉性が高いことで、カビの発生を効果的に防ぐことができ、長期間にわたってご遺骨を保管することが可能です。
商品2 卵型骨壺
ハムスターや小鳥など小動物のペットちゃんのご遺骨をお納めするのに適している小さいサイズの骨壺です。蓋がシリコン製のパッキンでしっかり密閉されオーロラ加工が施された綺麗な虹色に輝く見た目が特徴です。
商品3 ペット骨壺 ころぉる
お写真を頂き、ペットちゃんの特徴を捉えぷっくりとした形に製作するオーダーメイドの骨壺です。リバーシブルの座布団付きで花冠のカスタマイズも可能です。
分骨入れとして使用したり、粉骨パウダー加工後に納めたり、遺毛や遺品を入れるメモリアルケースとしてもご使用いただけます。
商品4 コッコリーノ
イタリア製の陶磁器で製作されたワンちゃん、ネコちゃんモチーフのモニュメントです。お部屋に溶け込み、本体のカラーも選べるかわいいデザインが特徴です。
オプション・付属品で遺骨をお納めする袋や色や形が選べるフォトチャーム、ステージや香立てもあります。ころぉる同様、粉骨したご遺骨もお納めすることが可能です。
本体の底部分は金属製の蓋を採用しており、密閉性高くご遺骨を保管できます。
商品5 つぼピタ
ご遺骨の長期保管・湿気・カビ対策に適している骨壺内の除湿と抗菌に適しているオリジナルセットです。
「今の骨壷から移し替えるのには抵抗がある・・・」という方には、まずこちらがおすすめです。
セット内容↓
ツボピタテープ…密閉・A型シリカゲル…吸湿、乾燥の維持・抗菌シート…中の菌の繁殖防止・
防カビ、除菌、消臭剤(成分は二酸化塩素ガス)…お骨特有の臭いの消臭、除菌
まとめ:密閉性の高い骨壺で大切な遺骨を守る
大切なペットちゃんのご遺骨を長期間安全に供養するために密閉機能に優れた骨壺を選ぶ事、保管する環境のお手入れや管理を行うことで湿気や外部からの菌の侵入を防止することができます。ご家族様それぞれの希望や気持ちに寄り添った製品を見つけることでペットちゃんとの思い出を守り続ける供養に繋がるでしょう。