東日本大震災から5年の歳月が経ちます。
宮城県においても、多くの方々が3.11の東日本大震災よって被害を受け、たくさんの負傷者、死者、行方不明者がでました。
また、多くの報道に埋もれ、あまり表にでてこないことですが、多くの動物もまた、この震災によって犠牲となりした。
仙台市においては、震災直後から多くのペットの失踪届が出されましたが、
ほとんどが行方不明のまま、未だに飼い主の元に戻っていないという事実があります。
沿岸部の動物は、津波によって犠牲になったと考えられます。
命は助かったものの、震災後の混乱の中で飼い主にめぐり合うことができず、
放浪して亡くなった動物や、繋留されたまま飢餓や寒さにより
多数のペット達が亡くなりました。
避難所にはペットを連れていくことができなかったため、ペットだけを置いていかなければならない状況
被災により家を失い、仮設住宅に住むこととなったけれど、ペットを飼うことができなかったため、やむなく手放すこととなった方。
多くのやむなき事情により、動物が飼い主と離れ離れになりました。
5年たった今、私たちにできることは、何か?
震災が起こった時に何を備えておくのか?
考えておくことはとても重要です。
犠牲となった動物たちへの哀悼の意を表し、
亡き動物達へ、鎮魂の祈りを捧げます。