梅雨のシーズンが到来しました。
1年を通して、季節の変わり目や気温の変動が激しい時期は、人も動物も、体調を崩しやすい時期です。
老齢期や闘病中のペットちゃんにとって、大きな気候の変動を乗り切ることが難しく、残念ながらこのような時期はお亡くなりになるペットちゃんも多くなります。
ここでは、梅雨の時期にペットちゃんが亡くなられた際のご遺体の安置方法や気を付けるポイント等をご紹介させていただきます。
梅雨時期、ペットが亡くなったら
ペットが亡くなったら1.ペットのお身体を清める
お亡くなりになると、身体の筋肉が硬直し始める死後硬直が数時間のうちに起こります。
そのため、亡くなってから、そのままの状態で寝かせていると、脚が突っ張って伸びてしまったり、瞼が開いたままになってしまうことがあります。できるだけ自然な姿でお別れをしてあげるためにも、筋肉が硬直する前に瞼や口を閉じてあげ、脚は胴の方へ関節を曲げてあげて下さい。
また、既に筋肉が硬直している場合は、無理に脚を曲げたりせず、静かに寝かせてあげましょう。一端硬直した筋肉はピークを過ぎると時間をかけて徐々に弛緩していきます。
軽く濡らしたタオルで、身体を拭いたり、櫛で毛並みをとかして、お身体を清めてあげましょう。また、口元やお尻から、体液が流れ出てくることがあります。拭いたり、脱脂綿を詰めるなどして清潔に保ち、身体の下にはペットシーツや新聞紙を敷いてあげましょう。
【亡くなったペットの身体にケガや擦り傷などがある場合】
ペットの身体にケガがある場合、傷の部分から先に、臭いや体液が染みだしてくることがあります。
夏場は特に虫が寄ってくることも考えられますので、可能な限りで構いませんので、傷ができている部分をガーゼや薄い布で覆ってあげましょう。
ペットが亡くなったら2.涼しくして、正しく安置する
ちょうどよいサイズの段ボール箱などを用意して、寝かせましょう。
箱の底はタオルや毛布を敷いた上に体液が漏れてきてしまう場合に備えてペットシーツや新聞紙を敷いて下さい。
安置する場所は、できるだけ涼しい直射日光の当たらない所にしてあげましょう。梅雨時期は、出来ればクーラーが効く部屋で、除湿してあげると良いです。
腐敗を防ぐためにも、お腹周りにドライアイスや、保冷材を置いて、保冷してあげましょう。また、保冷効果は、毛布などでお身体と保冷材を覆ってあげると高まります。
ペットが亡くなったら3.ご遺体の安置は1日~2日を目安に
ドライアイスや保冷剤を用いてご遺体を安置する場合でも、夏場のご遺体の安置は1日~2日を目安としてご火葬をお申込みくださる方がほとんどです。夏場はとくに、お身体からにおいが出てきやすくなります。
猛暑となると、亡くなられたその日のうちにご火葬という方も多くいらっしゃいます。
ご家族様のご都合もあるかと思いますが、夏場はなるべくお早目のご火葬をされるのが良いでしょう。
梅雨時期でも安心で便利な訪問ペット火葬
ペットちゃんが亡くなられた際、ペットの火葬場までお連れいただくのは、雨が続く梅雨の時期は特に大変です。
ペットちゃんのお身体が濡れないように布やビニールをかけ、更にご自身は傘をさしながらお車に運んだり、移動をしたりしなければいけません。
そんなときに、訪問ペット火葬にご依頼いただければ、ご自宅にお伺いしてお庭や駐車場のわずかなスペースにて静かにご火葬を行うことができます。
梅雨時期はご自宅での見送り
ふくふくやまの訪問ペット火葬は、火葬炉を積んだ特殊な車でご自宅までお伺いいたします。
ご自宅の駐車スペースやお庭の一画などをお借りして、その場でご火葬からお骨上げまでさせていただきます。
ご火葬が終わるまで、ご家族様にはお家の中で待機していただけますので、小さなお子様やご年配の方がいらっしゃるご家族様にとっても、皆様でお見送りしていただくことができ便利です。雨の日でもご火葬は問題なくできますので、ご家族様はペットの火葬場まで外出することなくペットちゃんのご葬儀をすることができます。
雨に濡れながら移動をする手間がない!
雨の時期は、普通に出かけるのでさえ大変です。
まして、亡くなられたペットちゃんのお身体が濡れないよう気を遣ったり、悲しみの中雨模様で運転をしてご火葬場まで行くのは、とても大変なことです。
訪問ペット火葬なら、玄関先までペットちゃんをお連れいただけましたら、担当のスタッフがご自宅の駐車場やご指定の場所にてご火葬をさせていただきます。
ご家族皆様でお骨上げまでしていただくことができる、完全個別立ち合い火葬です。
もちろん、他のペットちゃんと遺骨が混ざってしまう心配もありません。
安心してご依頼ください。