ふくふくやまでは、今までにたくさんのうさぎちゃんのご葬儀・ご火葬に立ち会ってきました。
うさぎの火葬は初めてのことで、どうしたらいいのか分からない。けど、決して適当にはしたくない。
うさぎの葬儀についてネットで調べても犬猫の話ばかりで、うさぎのことについて触れている内容は少ないかもしれません。
大切な家族の一員として暮らしてきたうさぎちゃんのご火葬について、もしもの時に備えて、うさぎちゃんがお亡くなりになられたときに知っておいてほしいことについて解説いたします。
うさぎが亡くなってからどのくらい一緒にいられますか?
悲しいことですが、うさぎが亡くなるとお身体の腐敗がはじまります。
また、夏場であれば腐敗臭に誘因されてハエなどの虫が寄ってきてしまいます。
きれいな状態で見送ってあげられる期間は、
夏場で1‐2日、春秋で2-3日、冬場で3-4日程度
が目安になります。
日数はあくまで目安であり、お身体の状態や保管の状態によって変わってきますが、実際にはお亡くなりになられてから数日中にご火葬される方が半数以上です。
もし少しでも長く一緒にいたいとお考えの場合、できるだけお身体を冷やして冷暗状態で体を保管してあげることが重要です。
冷凍と同じ状態あれば、理論上は腐敗はしませんので、数週間ののちでも一緒にいることは可能ですが、解凍、冷凍が繰り返されることは避けなければいけません。
また、この処置は亡くなられてからできるだけ早く行ってあげるとよいです。
うさぎのご火葬前にしてあげられることは
うさぎのご火葬前にしてあげられることを知っておくだけで、心を落ち着けて対応することができるはずです。
後悔しないお別れの準備のため、うさぎの飼い主様が火葬前にしてあげられることについて、解説します。
うさぎが死亡したことの判断
亡くなってもすぐに体が冷たくなるわけではありません。
まず、気を落ち着けて、うさぎが亡くなられたかどうかを確認することがはじめにおこなうことです。
亡くなられた事実は信じたくないことですが、現実に目を向けることは心を冷静に落ち着ける効果があります。
死亡の判定は以下の3点を確認します。
1呼吸の停止
2心拍の停止
3瞳孔が開き、光を当てても反応しない
弊社でも火葬にお連れ頂いたけれど、まだお身体の温もりが残っていて、亡くなっているか心配になられる方もいらっしゃいます。
もしかしたらという、願いにも近いご家族様の言葉はは胸を強く締め付けるものがあります。
もしも、ご不安な場合は動物病院の先生にご確認をしてもらうのも良いかと思います。
うさぎの身体を十分に冷やす
寂しくないようにずっとそばにいてあげたい。
生前のお身体と一緒にいられる時間はそう長くはありません。
そのためにもまずは初めに身体を十分に冷やしてあげることを行ってください。
ドライアイスに限らず、保冷剤でも大丈夫です。
亡くなられてから行う処置についての詳しくは下記の記事に記載しています。
うさぎの毛を火葬前に形見として取っておく
ご火葬前にしておくことで忘れがちなのは、うさぎちゃんのふわふわの毛をとっておくことです。
先にカットしておけば、大切なうさぎちゃんの形見になることでしょう。
被毛はアルコール綿などで拭いてきれいな状態にしてからカットしてあげると衛生的に良い状態で保管しておけます。
ふわふわの毛を使って、チャームにしたり、お守りに入れて持ち歩く方もいらっしゃいます。
【うさぎ供養】うさぎちゃんの家族に選ばれる骨壺や仏具
ペット用の仏具の中には、うさぎちゃんのための可愛らしい仏具や骨壺もあります。また、その子だけのオーダーメイドの仏具を選ばれ、うさぎちゃんに合った可愛らしい祭壇をつくって、思い出を偲ばれるかたもいます。
うさぎちゃんの骨壺は2-3寸サイズに収まることがほとんどです。
手のひらサイズの骨壺に合ったカバーを選ばれるとてもかわいらしくなります。好きだったイチゴ柄の骨壺カバーや、うさぎの耳の形をしたふわもこカバーは見ているだけでほっこりとさせてくれます。
また、うさぎさんのおもかげを感じさせる羊毛フェルトのお人形を祭壇の横に飾られる方もいらっしゃいます。
うさぎを火葬してくる葬儀社を探す
ペットの火葬を行っている事業者であれば、ほとんどの所でうさぎの火葬をしてくれます。
ペットのご火葬は人と異なり、ペット火葬場へ自らお連れになるだけでなく、専用の火葬炉を積んだ移動火葬炉で自宅に訪問して貰うという選択肢もあります。
お住まいのお近くのペット霊園やペット葬儀社を探すと良いでしょう。
探す際には、ペットを火葬されたことがある方や、動物病院、ペットショップの方などに実際の評判を聞いてみたり、ネットでの口コミや評判を調べて依頼すると良いと思います。
また、業者によって、お骨を拾えるかどうか、骨壺の有無や種類、その他提供しているサービスの内容、料金も異なりますので自身が希望する葬儀ができるかどうかをHPや電話にて確認するとよいと思います。
またサービスの内容や金額も重要ですが、それ以上にペットを亡くされたご家族様に寄り添った気持ちで対応してくれる人達かどうかを見極めてお願いすることが大切かもしれません。
弊社では訪問で宮城県全域及び、福島県、山形県の一部にお伺いしておりますがふくふくやまで火葬してもらいたいからと、範囲外の遠方からふくふくやまのアトリエ(仙台市)までペットちゃんをお連れくださるかたもいらっしゃいます。
うさぎさんと過ごす最期のひとときをどのようにするかをきめることは、飼い主様がペットちゃんにできる数少ないことの一つです。
ご葬儀の流れやサービスの内容を事前に知っておくといざというときに焦らずに済むはずです。
弊社でうさぎちゃんをご火葬されたご家族様のストーリー
ふくふくやまでうさぎちゃんのご火葬をされたご家族様のご様子を綴っております。
以下は弊社でうさぎちゃんをご火葬された一部の方のストーリーです。
どんな火葬の様子だったのかは言葉でしかお伝えができないのですが、これからうさぎちゃんのご火葬をご検討される際の参考になると考えております。