ペット火葬の基礎知識

インコが亡くなった後の火葬と供養-大切な家族を見送るために

インコ 火葬

大切なペット、家族の一員であるインコちゃんが亡くなった際、飼い主である私たちは最後にどのように弔うかを考えなければいけません。火葬、埋葬、プランター葬など、小動物であるインコちゃんのご火葬に関しては様々な選択肢があります。

どのような形での弔いであっても、インコちゃんとの別れをしっかりと受け止め、大切な家族として感謝とともに見送る大切な場面です。多くの人々がペットを家族の一員として愛情深く育てている今、亡くなった後のペットも人間の家族と同様に慎重に行いたいと考えるのはとても自然なことです。

ここでは、インコちゃんをご火葬して弔うことに関して詳しくご案内したいと思います。

インコの火葬とは?

ふくふくやまでも、セキセイインコや文鳥、キンカチョウ、オカメインコなど、インコちゃんのご火葬をご依頼くださるご家族様はたくさんいらっしゃいます。ご火葬は、ペット専用の火葬炉で行い、お骨を残すと言う方法です。家族の一員として深い絆を築いてきた存在として、敬意と感謝を込めてご家族様で愛情いっぱいお見送りいただきます。

目の前にペットちゃんのお身体があるうちは寂しさも大きいですが、火葬を行いお骨となった姿を見届けることで、ご家族の方は心の整理をつけやすくなり、その子との思い出を大切にしながら新たな一歩を踏み出すことができることと思います。一昔前はインコちゃんに限らずワンちゃんやネコちゃんのペットも土葬をすることが多かったのですが、今は住宅事情なども相まって、ペットも人間と同様に火葬を選ぶ方がほとんどです。

生きた証として遺骨が手元に帰ってくることで、インコちゃんとの思い出をいつでも振り返ることができ、心の支えとなるでしょう。特に長年一緒に過ごしたインコちゃんの場合、その存在が日常生活に深く根付いているため、火葬を通じて旅立ちを見送ることは、心のケアにおいても大切です。

インコちゃんが亡くなったら・・・葬儀の流れと方法

愛するペットちゃんの旅立ちを見送る大切な葬儀。火葬の流れは一般的にセレモニー、お焼香、火葬、そして遺骨の収集となります。インコちゃんが亡くなったら、まずは布やお箱等にお寝かせし保冷剤等で冷やし、できるだけ涼しい場所にお寝かせします。小動物用の棺をご用意される方もいらっしゃれば、100円均一にある可愛いラッピングのお箱や、お菓子やティッシュ箱を使われる方、食品用の容器をご利用になる方もいらっしゃいます。亡くなったらまず、お身体の腐敗が進行しないように保全をしてあげましょう。インコちゃんと飼い主様との最後の時間で、感謝の気持ちを伝え、お花や大好きだったおやつを一緒に添えてあげるのも良いでしょう。

その後、ペット火葬業者に火葬を依頼しましょう。火葬は専用の施設で行うか、ご自宅まで火葬車にてペット火葬の専門業者に来てもらって行うかが選べます。ペット葬儀の施設によっては、火葬の際には、個別火葬と合同火葬の選択肢があります。個別火葬と合同火葬についてはこのあと詳しく説明いたします。

火葬後、遺骨をお骨壷に移すお骨上げをします。個別火葬の場合、インコちゃんの遺骨は専用の骨壷に収めお返しさせていただきます。この際、ふくふくやまでは遺骨をバットに綺麗に並べた状態でご家族様の前にお連れし、ご家族様でお骨壺にご収骨いただくことも可能です。遺骨はご自宅に安置し手元供養される方や、ペット霊園に納骨する方もいます。

火葬の方法や流れは施設によって異なることがありますので、事前に詳細を確認し、自分の希望に合ったサービスを選ぶことが大切です。また、ペット火葬に関する質問や不安があれば、専門のスタッフに相談するのも◎。これにより、インコちゃんを安心して見送ることができるでしょう。

インコの火葬を行う際の選択肢

インコちゃんの火葬を行う際には、いくつかの選択肢があります。まず考えられるのは、個別火葬と合同火葬です。個別火葬は、他のペットちゃんと一緒に火葬を行わないため、その子の遺骨を収集しお返しすることが可能です。この方法は、ペットちゃんとの最後の別れをしっかりと行いたい人や、ペットちゃんの遺骨を末永くお手元に置いておきたい方に良い方法です。一方、合同火葬は複数のペットちゃんを一緒に火葬するため、費用が抑えられるのが特徴ですが、遺骨はすべて返却することが難しいのが一般的です。費用面を重視する方や、遺骨のお返しを希望しない方に適しています。ふくふくやまの場合のペット火葬では、合同火葬はなく、全て個別火葬です。個別火葬では他のペットちゃんと混ざることなく、インコちゃん一羽のみが火葬されるため、その子の遺骨を全て収集できます。

次に、火葬を行う場所の選び方についてです。ご自宅近くのペット葬儀業者を選ぶと、移動が少ないことと、ペットちゃんとの最後の時間をゆっくり過ごせるという利点があります。また、出張でのペット火葬サービスを提供している業者もあり、ご自宅で火葬を行うことができるため、よりプライベートな空間で、慣れ親しんだ場所からお別れをしたい方に適しています。さらに、ペット霊園を併設しているペット葬儀業者であれば、火葬後の供養まで一貫してサポートしてもらえるため、安心してお任せすることができます。

これらの選択肢を考慮することで、ご自身の希望やライフスタイルに合わせた最適な方法でインコちゃんを見送ることができるでしょう。

インコの火葬を依頼する際の注意点

インコちゃんの火葬を依頼する際には、いくつかの注意点を考慮することが重要です。まず、ペット葬儀業者の選び方です。信頼できるペット葬儀業者を選ぶためには、口コミや評価を確認し、過去の利用者の体験談を参考にすると良いでしょう。また、ペット葬儀業者のウェブサイトやパンフレットで、どのようなサービスを提供しているか、詳細にチェックすることも欠かせません。特に、個別火葬と合同火葬のどちらに対応しているか、またその違いについてしっかりと確認しておくことが大切です。

次に、ペット葬儀の費用とプランについても、家族の希望に沿うかどうか、選ぶ際には注意が必要です。火葬料金はペット葬儀業者によって異なるため、納得のいく価格であるかを確認しましょう。料金に含まれるサービス内容も確認し、追加料金が発生する可能性についても質問しておくのが賢明です。また、プランには遺骨の返却の有無や供養の方法などが含まれていることが多く、これらの詳細も確認して、自分の希望に合ったプランを選ぶことが重要です。

ペットの火葬は、時期や地域によって予約が取りにくい場合があります。事前に予約をしておくことで、スムーズに火葬を行うことができるでしょう。最後にインコちゃんの火葬を通じて、ペットちゃんとの別れをどのように過ごしたいかを考えることも大切です。ペットちゃんとの最後の時間を大切に過ごすためにも、これらの要素をしっかりと押さえておくことで、大切なインコちゃんを安心して送り出すことができるでしょう。

専門業者の選び方

インコちゃんの火葬を依頼する際には、信頼できるペット葬儀業者を選ぶことが重要です。まず、ペット葬儀業者の信頼性を確認するために、インターネットでの口コミやレビューを参考にすると良いでしょう。実際に利用した人々の意見や評価は、ペット葬儀業者のサービスの質を把握するための貴重な情報源となります。また、ペット葬儀業者が提供する火葬プランや料金についても事前に詳しく確認しておくことが大切です。

次に、ペット葬儀業者の所在地や対応可能なエリアも考慮する必要があります。自宅からあまりにも遠い場所にあると、移動の負担が大きくなるため、アクセスの良いペット業者を選ぶことが推奨されます。また、ペット葬儀業者が自宅まで火葬炉を積んだ車でお伺いし訪問火葬ができる場合、慣れ親しんだご自宅で行いたい飼い主にとっては重要です。

最後に、料金が明確であるかどうかも確認しましょう。追加料金が発生する場合についても事前に説明があるかどうかを確認することで、後からのトラブルを防ぐことができます。これらの点を考慮し、信頼できるペット葬儀業者を選ぶことで、インコちゃんを安心して送り出すことができるでしょう。

ペット葬儀の料金とプランについて

ペットとして大切に飼われていたインコちゃんの火葬を行う際には、費用とプランを事前にしっかりと確認することが重要です。まず、葬儀費用は依頼する業者や選択するプランによって大きく異なります。一般的には、個別火葬と合同火葬で費用が異なり、個別火葬の方が高額になる傾向があります。個別火葬では、インコちゃん一羽一羽がそれぞれ丁寧に扱われ、遺骨を全て手元に残すことができるため、より個別の供養を希望する方に適しています。一方で、合同火葬は他のペットちゃんと一緒に火葬されるため費用を抑えることが可能です。

プランには、火葬後の遺骨の扱いまで含まれることが多く、遺骨を自宅に持ち帰るか、霊園に安置するか選択できることもあります。また、オプションとして位牌の作成や、メモリアルグッズの提供を行っているペット葬儀業者もあります。これらのオプションは、インコちゃんを偲ぶ形として多くの飼い主に利用されています。

費用に含まれるサービス内容を詳細に確認し、不明点は事前に問い合わせることが大切です。ペット火葬業社を比較検討する中で、電話での対応も、安心して任せられる業者かどうかの1つの判断材料になります。追加費用が発生する場合もあるため、事前に確認し納得した上で依頼することが望ましいでしょう。信頼できるペット葬儀業者を選び、適切なプランを選択することで、ペットちゃんとの最後のお別れを心穏やかに迎えることができます。

インコちゃんの遺骨を埋葬する際

これまで火葬について詳しく述べてきましたが、ご遺体を埋葬すると言う方法もあります。お庭やプランターに埋葬する方法です。お庭に埋葬する場合は、他の動物達に掘り起こされないようしっかりと土をかぶせ、埋葬場所がわかるように目印としてお花の種を植える方もいらっしゃいます。

ご自宅の敷地に埋葬する場合には、費用的には一番抑えられる方法です。

インコちゃんの亡骸の取り扱いは、飼い主の気持ちを大切にしつつ、法令や地域の規則を守ることが重要です。埋葬方法や供養の選択肢については、専門業者や霊園のスタッフに相談し、適切なアドバイスを受けることをおすすめします。

ご火葬後インコの遺骨をどうするか?

インコちゃんの火葬が終わった後、皆さんは遺骨をどのように扱っているのでしょうか。

ふくふくやまをご利用のご家族様で一番多いのが、遺骨を家庭で安置する方法です。手元供養とも言います。家庭に小さな祭壇やメモリアルスペースを設け、遺骨を骨壷に入れて保管します。この方法は、飼い主がいつでもインコちゃんを思い出し、手を合わせることができるため、心の支えになることが多いです。

次に、ペット霊園や納骨堂に遺骨を預ける方法があります。ペット霊園によっては、合同墓地や個別墓地を選ぶことができ、定期的に供養祭が行われることもあります。遺族が訪れる機会を持てるため、心の整理をする場としても役立ちます。

また、遺骨の一部をペンダントやアクセサリーに加工して、身に着ける方法もあります。これにより、常にインコちゃんを身近に感じることができ、心の慰めとなるでしょう。さらに、遺骨の一部を土に埋め、庭や鉢植えに植樹することで、自然の一部としてインコちゃんを偲ぶという選択肢もあります。

これらの選択肢の中から、自分自身とインコちゃんに合った方法を選ぶことが大切です。

セキセイインコや文鳥の骨も残るの?

火葬後にセキセイインコや文鳥など小型の小鳥の遺骨が残るかどうか、ご心配になられる方も多くいらっしゃいます。一般的に、インコちゃんのような小型鳥でも火葬を適切に行えば遺骨は残ります。しかし、その量や状態は火葬の方法(個別火葬かどうか)や設備、温度管理、その子のお身体の状態によって異なります。

遺骨をしっかり残すためには、セキセイインコや文鳥などの小鳥の子たちの火葬実績がある信頼できるペット葬儀業者を選ぶことが重要です。適切な設備と経験を持つペット葬儀業者は、鳥のサイズに合わせた火葬方法を、細やかな温度調整を行うことで遺骨をきれいに残すことができます。事前にペット葬儀業者に相談し、どの程度の骨が残るのか、どのようにして遺骨を取り扱うのかを確認することも大切です。

ペット葬儀業者によっては、火葬後の遺骨の収集や保存方法についてアドバイスを提供してくれるところもありますので、事前にしっかりと情報収集を行い、安心してお別れをするための準備を整えましょう。信頼できるペット葬儀業者とともに、愛するペットちゃんを心を込めて見送ることができるように心がけることが大切です。

県外からボタンインコの火葬にお越しくださったご家族様

小鳥の子たちも種類は本当に様々です。セキセイインコ以外にも、キンカチョウのような小鳥の中でもかなり小型の小鳥のご火葬も、弊社では承っております。

以前には、インコちゃんのご火葬に関していろいろと調べていたらふくふくやまを見つけたのでと、新幹線で県外からボタンインコちゃんのご火葬にお越しくださったご家族様もいらっしゃいました。お骨になった姿をしっかりと見届けて、安心してお骨壺に納めてお帰りになりました。

愛するインコちゃんの骨をちゃんと残してもらうためにも、定評のあるペット火葬業者に依頼をしたいと言うお気持ちが、県外まで足を運んで火葬を依頼するという行動力になっていて、インコちゃんへの愛情の深さを感じながらお見送りをさせていただきました。

セキセイインコの卵も一緒にご火葬をした例

生前、たくさんの卵を産んだセキセイインコちゃん。卵は孵りませんでしたが、とても大切に抱えていた卵でした。ご家族様が卵を大切に取って置かれて、セキセイインコちゃんを火葬する際に一緒に添えてお見送りをされました。命をかけてセキセイインコちゃんが産んできた卵です。今は生きた証であるお骨とともにお骨壺の中でご火葬後の卵の殻の破片も眠っています。

インコちゃんの遺骨をダイヤモンドにして供養したい

あるご家族様が、ふくふくやまへご火葬のご相談をされる際に「ゆくゆくはペットの遺骨をダイヤモンドに加工して供養したいと思っています。それには、えだまめ大くらいの遺骨が必要とダイヤモンドの加工会社から言われたのですが、それくらいの量の遺骨は残りますか?」とお話をいただきました。

ペットの遺骨をダイヤモンドや真珠、ガラス玉などに加工するサービスも、市場にたくさん増えていますね。ふくふくやまをご利用いただくご家族様のなかには、そういったジュエリーへの加工を検討されている方もいらっしゃいます。

結果として、そのインコちゃんのお骨は頭からくちばし、下顎、背骨や胸のお骨、手足から指先、爪までしっかりと残りました。ダイヤモンドに加工するには十分なくらいの遺骨をお返しすることができて、ご家族様もとても安堵してくださいました。

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