役立つペットコラム

犬目線からみた、愛犬の介護。最期のその日まで

愛犬の最期

「愛犬が年老いたら、介護もするつもりでいます。

日々体調管理に気を付けて、愛犬の最期の日まで、充実した生涯を送ってもらいたいです。」

愛犬が年を取ってくると、愛犬との介護や別れについて考える方もいらっしゃるかと思います。

老齢期を迎えたワンちゃんとの暮らし。気を付けなければいけないこと、やらなければいけない管理が増えてくることと思います。

その中で、ほんの少し、犬の目線で、ワンちゃんのためにできることをまとめました。

犬の介護、最後まで残るのは嗅覚

犬が年をとってくると、人と同様、だんだんと目が見えなくなったり、耳が遠くなったりします。

犬種別になりやすい疾病として、早くから視力を失う病気、白内障や緑内障に罹患する子もいます。

私の愛犬(享年16歳)は、老齢期の終盤にはほとんど目も見えず、耳も聞こえていなくて、1日のほとんどを眠っていましたが、なぜか、宅配ピザの蓋を開けた瞬間にムクッ!!と、起き上がってきたということがありました。

犬の鼻は本当によく利くようで、犬の五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)のなかで、老齢になっても衰えないのは嗅覚の場合が多いです。

犬の嗅覚は、においの種類にもよりますが、人間の100万倍~1億倍と言われています。

においで、「そこに誰がいるか」も判断しています。

「私はここにいるよ。」と知ってもらうためにも、老犬に対して私達人間が、新たに強い香水の香りを身につけるのは避けたり、嗅ぎ慣れたクッションや毛布をそばに置いてあげるなどの工夫をしましょう。

スキンシップで愛犬を安心させてあげよう

五感が弱ってくると、ワンちゃんの心理的な不安も大きくなってきます。

「老犬になってから、よく鳴いて私を呼ぶようになった。」と感じる方も多いのではないでしょうか。

頭や体を触られるのがもともと嫌いな子を除けば、スキンシップが、ご家族の手の温度、においを伝えて、存在を伝える良い手段となります。

触覚も、犬にとっては最後まで残りやすい五感の1つとなります。

スキンシップをすることで、日頃から身体にできた腫瘍や被毛の状態をチェックもできます。

老犬の感じ方を少しでも飼い主が知っておくことで、最期を迎えるその日まで、安心した愛犬との生活を送るためのさまざまな工夫ができることでしょう。

愛犬の最期を看取れなかったとしても・・・

いざという時はいつでも駆けつけよう、絶対に最期に一緒に居よう、と心に決めていても、

ちょっとの留守中に愛犬が逝ってしまった、というかたもいらっしゃいます。

最期を看取れなかった、という後悔がたくさん残ることと思います。実際に、私はそうでした。

私の愛犬は、夜中に父と母が看取り、私は最短で駆けつけても翌朝となってしまいました。

そのことをずっと後悔していると、ある知人が次のような言葉をかけてくれました。

「最期の姿を見たら、あなたはもっと立ち直れないくらいショックを受けると思う。それを知っていて、ワンちゃんはあなたに最期の姿を見せなかったんじゃないかな。それが、あなたを想ったワンちゃんの配慮だと思うよ。」

そう言われた時、私は少し気持ちが救われたような気がしました。

シャイなチワワちゃんなりの気遣い・・・

以前、当店でチワワちゃんの絵本を作る機会がありました。

絵本を製作するにあたり、飼い主様にはアンケートを記入していただくのですが、その中に、最期のご様子を描いていただく欄があります。

そのチワワちゃんを、ご家族は看取ってあげることができなかったそうですが、

「大好きなハウスの奥で小さく丸まって、1人で逝きました。死に目に会わせたくないと、シャイなあの子らしい最期だったと思います。」

と書いていらっしゃいました。

もし、どんなに手を尽くしても、気を配っていても、最期に立ち会えなかったということもあります。

そんなとき、心の片隅で「あの子の気遣いだったのね。」と思うことができれば、これからを生きる私たちの気持ちをほんの少しでも救ってくれることでしょう。

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